フェンダージャパン ストラトキャスター ギター

10年ほど前にオークションで、10ちょいぐらいで購入しました。

出品者さんの話ですと、ネックだけ大事に取っておいたJVシリアル期の物で、ボディーはわりかし近い年代のポリ塗装のフェンダージャパンのアルダーボディーです。

ネック鳴りがとても良く当たり個体で、友人のお高いレリックのカスタムショップと比べてもまったく遜色なく、自分的にはトーンはこちらのほうが好みでした。

とても気に入ったので、さらにお金をかけてカスタムしました。

ボディー、ネックをラッカー塗装レリック仕様で、
大阪にあるショップのスクープさんに依頼。
そこらへんのレリックと比べても、大変リアルな仕上がりになっています。

ピックアップ ヴァンザンド初期物
フロント、センターにトゥルーヴィンテージ。
リアはブルース。

コンデンサーには、60年代初頭のサークルD。

ブリッジ、ブロック カラハム。
トレモロスプリングにロウヴィンテージ。

フレットはジェスカーのジャンボ。
交換してからあまり弾いていないので、
9割残ぐらいです。

ネックはほぼストレートで、フレット交換の際にロッドも左右に余裕ありとのことでした。

購入してから、ネックは一度も動いていませんので、ヴィンテージばりに硬いメイプルなのか、よほど安定してるのだと思われます。

元々のヘッドのスパロゴが、たしかにJV期のメイドインジャパンと表記されているものでしたが、レリック加工時に一度ネックの塗装を剥離するため、残念ながらデカールは通常のスパロゴに変わっています。

ただ、普通のジャパンやUSAはどちらかと言うとスリム系ネックですが、このネックはヴィンテージを意識しており、それよりもひとまわりほど太いのでJV期のネックで間違いないです。

太いと言っても、50年代のストラトやテレキャスみたいな極太ではないので非常にしっくりときます。

あくまで主観となりますが、それなりに良いストラトになったと思います。

10そこそこで購入し、さらに20以上費やしました。

ヴィンテージに近づけるか、カスタムショップを超えるれるかと、実験的にやれることは全部やりました。

そういったわけで、大変気にいっていたのですが、
ここ何年かはフルアコとテレキャスしか弾かなくなってしまいましたので出品することにしました。

#JVシリアル#ストラト