Australia製 和柄の蜀江模様 Pure Merino Wool 立体編み トップス

そのボックス・シルエットから、
おそらく80s-90sのものと思われる
coogieで有名なオージー製の3Dニット出す↑

上質なピュア・メリノウール（←プリキュアでわない）を使用。
メリノウールの糸が細く白いといふ特性を最大限シンプルに活かした
白黒グレーのモードなカラーリング。

そこに日本の和柄「蜀江（しょっこう）」を大胆に立体編みでデザインした
ケッコー本気な1編み。

身頃と袖の切り返し部分もなかなか面白く、
肉厚のリブも高級感があるお品デス↑


サイズ：L
肩52cm 袖丈59cm 身幅56cm 着丈65cm


おそらく長期保管のミントで賞か。
かなり状態が良く着た形跡を感じられマセん。

網目を見ると、
非常に緻密な構成ですが、とても綺麗に編まれていて、工業製品ながらとても高い技術力を感じマス。

Issey Miyakeや、
初期のYohji yamamoto ,Ysなどを彷彿させるモード感。
ルイ・ヴィトンやプラダの様なブランドと合わせても浮かない印象デス。


ややIvy、バブルも感じさせマスが、
セオリー通りスラックスとグンバツの相性デス。

クージー的な文脈で行けばやはりビギーなので、
90s HIPHOPのノリでゴールドチェーンに、
ヨウジやゴルチェのサングラスなど合わせても
北野武 映画の不良な感じがしてよいかと。


因みに、
こちらの蜀江模様とわ、
古代中国の三国志で有名な「蜀」で生まれたもので、
蜀にあった河が由来なんだそうです。

その時代、金のような価値があった絹でおられた錦織と縁が深い文様で、
奈良時代に日本に輸入され法隆寺にも数多く伝えられたのだとか。

今でわ、すっかり和柄や着物帯で定着してマスが、
恋愛成就、夫婦円満、延命長寿を願う意味として
現代でわ使われているそうデス。

古代中国を起源とする、
そんな古い文様をオージーがメリノウールで編み上げて、
日本の一隅にたどり着くとわ、

ひとのこころの実にドラマチックなこと不思議なこと。
マサに悠久の河の流れにたとえてさもあらん。

オーサム。

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